注目:元日本ライト級王者の加藤の再起戦。2年間勝ち星から見放されている加藤だが、気力は落ちていなくポジション取りを課題に練習に励んでいた。これが4度目の来日となるドロニオは31戦15勝(10KO)13敗3分。好戦的なファイトスタイルを身上とする。日本、OBBF王座を獲得している加藤は来年以降、WBOアジアパシフィック王座を狙うためにもベテランらしいテクニック見せて内容のある完勝を見せてほしい。

注目:現在8連勝中でランキングも上位に進出。タイトル初挑戦が近づいてきた中川と5月に元日本王者の芹江匡晋(伴流)を判定で破りランキングに躍り出た相馬の対戦。一瞬の隙を見逃さず殺傷能力のあるカウンターを武器にする中川としつこい前進から連打で主導権を握りたい相馬。中間距離で戦うと中川に分があるので、相馬としては多少ラフになっても序盤から接近戦で相手を慌てさせたい。中川は来年のタイトル戦に進めるためにもハッキリとした勝ち方が問われる。