注目:挑戦者たちにとって高い牙城だった細野悟が王座を返上。後釜争いを繰り広げるのは日本フェザー級1位の林翔太(畑中)と同級6位上野則之(RK蒲田)。名古屋を主戦場に戦うも後楽園ホールのリングにも上がり11連勝でデビューから11年目でタイトル初挑戦となる林。フィジカルの強さと旺盛な手数を武器に戦う。応援が多い地元名古屋で戦えるのは心強いはず。一方、これがタイトル5度目のアタックでベルトに執念を見せる上野。得意の左フックを軸に36戦で培った経験で昨年9月にランキング復帰した。約4年ぶりとなる王座挑戦に引退覚悟で挑んでくるだろう。中間距離での激しいペース争いが予想される一戦。最後まで目まぐるしく展開が変わりそうだ。久しぶりに中部から日本チャンピオンが誕生するのか?それとも苦節16年、悲願のベルト獲得となるのか?名古屋で熱い戦いが見られそうだ。