注目:元日本・東洋太平洋ライト級王者の加藤が再浮上を狙う一戦。7度防衛したベルトを返上して世界へと打って出た加藤だが、昨年、原田門戸に判定負け、そして前戦は敵地インドネシアで世界ランカーのダウド・ヨルダンと拳を交えたが負傷判定で敗れた。しかし、アウェーで堂々の戦いを演じた加藤に悲壮感はないはずだ。相手となるオギルビエ(オーストラリア)はWBA世界同級10位、戦績は17戦16勝(8KO)1敗で現在、11連勝中と好調をキープする22歳、加藤戦で今年4戦目となる。加藤は持ち味のフィジカルの強さとテクニックでオギルビエの勢いを止めたい。負けたら後がない加藤にとっては勝負の一番となるが、再び世界ランクを手に入れるチャンスでもある。

当初予定されていた宮坂航(角海老宝石)が練習中の怪我で棄権。急遽、同門の渡邊聖二が抜擢され、Sバンタム→Sフェザー級で行われることになった。

藤山棄権 中止