注目:元WBC女子世界ミニフライ級王者の藤岡は、昨年11月に山口直子(白井・具志堅)の持つ現王座に3階級上げ挑戦。3Rにダウンを奪い、判定3-0で2階級制覇をはたした。初防衛戦は暫定王者と行う予定であったが、相手の王座が剥奪され、今年7月に東洋太平洋女子スーパーフライ級王者の川西友子(27=大阪帝拳→引退)と対戦。技巧派対決として注目されたが、藤岡は年齢差を感じさせぬ力強いボクシングで川西を判定で退け、初防衛に成功した。今回は初の敵地で3階級制覇を目指すことになった。戦績は12戦全勝(6KO)。対するケンティキアンは、かつてはWBOとWBAの統一王者として君臨。2012年に破れ両王座を失うが、翌年にはWBA暫定王座を獲得し、その後再び正規王者に昇格。同王座の防衛は今回が4度目となる。欧州では非常に人気の高い選手だ。戦績は36戦33勝(17KO)2敗。