注目:両者の対戦は、2005年度東日本新人王決勝(荒川が判定2-1勝利)と2006年9月16日に判定(2-0)で加藤が勝利した8回戦の試合以来となる。1勝1敗で迎えたラバーマッチを制するのはどちらかー。世界戦も経験し、海外での評価も高い荒川と日本タイトルを着実に守ってきた加藤による10回戦のリングに注目したい。

注目:柴田vs淵上、再び!両者は昨年5月に対戦し、この時は淵上(31)がOPBF王者として柴田(32)を迎えたが、7回に柴田がダウンを奪うなど9回負傷判定で王座を奪取。その後、柴田は中川大資(帝拳→引退)から日本王座を奪い、スーパーウェルター級に続き、2階級2冠制覇をはたした。対する淵上は今年3月の次期挑戦者決定戦でホープの西田光(川崎新田)に破れたが、西田が柴田の牙城を崩せず、7月に再起した淵上に前回の借りを返すチャンスが巡ってきた。

注目:大竹秀典(金子)が返上した王座を懸け、前OPBF東洋太平洋同級王者の小國と元WBOインターナショナル同級王者の石本が激突する!どちらもフットワークを得意とする技巧派で、スピードのある右ストレートの破壊力も一級品。復権を目指す者同士、楽しみな一戦となった。