注目:王者・荒川2度目の防衛戦。冷静沈着なボクシングスタイルは"寡黙なスナイパー"と称される。右のリードで相手との距離を測り、荒川はバレットの如き右フック・左ストレートで対戦相手を打ち砕く。中森は王者から放たれるバレットを"野生の動き"でディフェンスし、渾身の一撃を浴びせられるのか。

注目:チャーリー3度目の防衛戦。チャーリーはスーパーウェルターでは169cmと小柄だが、その長いリーチの鉄壁のガードで対戦相手を飲み込み、"筋肉の鎧"から繰り出す一撃は全てを破壊する。果たして丸元は、王者の鎧を打ち破る策を秘めているのか。東洋2階級制覇の前に、チャーリーが分厚い壁として立ちはだかる。