[ニュース]2007.8.6
内藤、亀田兄弟ならどちらでも戦う!!
 WBC世界フライ級王者の内藤大助(宮田)が所属する宮田ジムサイドでは、亀田兄弟なら誰とでも戦いたいと意欲を表している。
 現在、亀田陣営は兄の興毅が世界2冠を目指し、弟の大毅は世界王者最年少記録を狙う。ともに照準がフライ級にあるため、WBA世界王者の坂田健史(協栄)かWBC世界王者の内藤の2人に絞られている。最も、世界王者に挑戦するためには世界ランキングの15以内に入っていなければ世界挑戦権が得られず、7月のランキングでは、WBAは興毅が1位、大毅が10位と条件をクリア。しかし、内藤の持つWBCでは興毅が3位、大毅はランク外。
8月に発表される最新ランキングによっては、大毅のランクインも予想されるが、現時点では興毅に挑戦権がある。元世界2階級を制覇した井岡弘樹の持つ最年少記録、18歳9カ月10日超えを狙うには10月15日がリミットとされているため、大毅を優先して挑戦させる意向を亀田サイドは打ち出している。
 7月の世界戦で金銭に苦労した宮田ジムにとっても、今だ知名度に乏しい内藤が亀田兄弟と戦うことによる相乗効果は図り知れない。宮田ジムでは、まだ亀田サイドからのオファーは来ていないとコメントしたが、オファ-が来れば断る理由は無いとしている。