[JBC会見]2014.7.11
興毅、結論持ち越し
JBC会見
 暗礁に乗り上げている亀田興毅選手の今後の活動に関して11日、日本ボクシングコミッション(JBC)は、7月4日にUnitedジムより亀田興毅選手のジム移籍申請願いが、提出されたことを受けて、資格審査委員会を開き会見を行った。
 4日に移籍申請書を受け取ったJBCは、8日に亀田興毅選手よりFAXで謝罪文が届いたことを明かした。これを受けてJBCと資格審査委員会は今後、亀田興毅選手とUnitedジムの三好渥義会長から個別にヒヤリングを行い、移籍の経緯とこれまでにJBCが指摘してきたガバナンス(管理体制)などを確認し再度、資格審査委員会を開きジム移籍と亀田興毅選手のボクサーライセンスの更新を検討する。
 現在、WBA世界スーパーフライ級2位にランキングされている亀田興毅選手は、チャンピオン、河野公平(ワタナベ)の指名挑戦者となっているが、JBCはWBAに対して現在の状況を伝えたことを明かした。
 また、今回は亀田大毅、和毅両選手のジム移籍申請はなかったとのこと。
 会見の席でJBC秋山弘志理事長は「なるべく早くこの問題を解決したい」との考えを示したが、18日に帝里木下(千里馬神戸)が神戸で世界戦を行うことから、ヒヤリングなどはその後になることが予想されるため、結論は8月中に出る見通し。