[ニュース]2014.7.9
バロがトレーナーに転向
コブラ諏訪とバロ
 ワタナベジムに所属し、11年9月にB級デビューをはたした元キューバ・ジュニア王者のバロディア・カルロ・エルナンデス(34)が現役を引退し、5月からピューマ渡久地ジムのトレーナーに転向していたことが分かった。
11.9/30の石川戦
 バロはデビュー戦としては異例の賞金マッチで対戦相手を募集し、名乗りを上げた石川昇吾(新日本木村)と対戦。4Rにダウンを先制したが、5Rの打撃戦で石川のラッシュを受け逆転負けを喫した。再起に期待もあったが、練習中に右腕を負傷し長期休養。結果的にデビュー戦が最後となった。
 最近になって手術を受けたそうだが、右腕でのミットはまだ持てずに現在はハンドミットを使用し指導にあたる。トレーナーとして採用した渡久地聡美会長は「アマチュア出身(163戦150勝13敗)だけあってテクニックと経験は豊富だし、それを細かく伝えることも上手い。日本語もだいぶ話せるようになり、今後は選手育成で手腕を発揮してもらいたい」と期待をかけていた。