[ニュース]2014.5.13
もう一人のカシアスJr
左が律樹の弟・未来
 往年の名ボクサーで元日本&東洋ミドル級王者、カシアス内藤氏(65=現E&Jカシアスジム会長)の長男として高校3冠を達成し、プロ転向後も無傷の9戦目で日本スーパーフェザー級王座を獲得した内藤律樹(22)。6月9日(月)には、これまで4度の日本王座挑戦経験を持つ日本同級2位の玉越強平(33=千里馬神戸)を迎え初防衛戦に臨む。そして、その律樹の1つ下の弟・未来(みらい)が年内にもプロテストを受けることが分かった。
50kg減量し現在は70kg
 現在、プロを目指しトレーニングを積んでいる未来だが、ボクシング一家にありながら本格的に競技をスタートさせたのは1年前。兄・律樹が最強後楽園予選を控えていた頃だ。セコンドライセンスは取得していたが、華やかなリングで活躍する兄に刺激されボクシングを始めた。身長は173cmの兄とほぼ同じながら、1年前は120kgの巨体を誇っていた。ダイエット目的もあったのだろうが、トレーニングの甲斐あり、ここまで50kgの減量に成功。今後はさらに絞り、フェザー級(リミット57.15Kg)、スーパーフェザー級(リミット58.97Kg)を目標にしている。
痩せた未来は兄よりもイケメン?
 「反応の良さはオレ以上。まだどうなるかは判りませんが、50kgも落としたなら本人も本気でしょう」と兄も楽しみにしている。兄弟揃ってリングに登場する日も近そうだ。