[ニュース]2014.5.4
山中がメイウェザー戦解説
山中慎介
 5月4日、WOWOWプライムで生中継された世界ウェルター級王座統一戦、WBC王者フロイド・メイウェザー(37=米)対WBA王者マルコス・マイダナ(30=亜)の12回戦に際し、WBC世界バンタム級王者、山中慎介(31=帝拳)がゲストとして解説に臨んだ。
※メイウェザー対マイダナは5日(月)夜9時からWOWOWライブ「エキサイトマッチ」で放送。
収録の様子
 シュテファーヌ・ジャモエ(ベルギー)から4度のダウンを奪って9回TKO勝ち、6度目の防衛に成功してから11日。山中は第2子出産で沖縄に里帰りしている夫人のもとに帰ったり、自分の故郷である滋賀に戻ったりと多忙の日々を送り、3日に帰京したばかりだった。もう解説も慣れたものだが、メイウェザーの強さ、巧さにはあらためて感心していた。「マイダナはやりたいことはできていたと思うけれど、それでも崩すことはできなかった。やっぱりメイウェザーはすごいですね。パンチを体に当てればなんとかなるかと思っていたけれど、ダメでしたね」。
 すでにロードワークは始めているという山中は「ジムワークは5月中旬に開始する予定です。ダメージもケガもないので夏には試合できますが、でも暑いのはちょっと…」と苦笑いを浮かべた。相手探しに苦慮しているなか、先日、WBC2位のフリオ・セハ(メキシコ)が山中への挑戦に興味を示していることが分かった。28戦27勝(25KO)1敗と驚異的なKO率を誇る21歳のメキシカンに関し、山中は「強いと聞いているので、対戦相手として興味ある選手のひとりではあります」と山中は話している。