[動画・前日計量]2014.4.29
日本ヘビー級を制すのは
左:京太郎 右:石田
 明日、後楽園ホールで行われる「KAMIKAZE3」の前日計量が29日、都内のJBC事務局で行われた。

 ノンタイトル戦となったが、ファイナルでは日本最重量級の注目カード、日本ヘビー級王者・藤本京太郎(27=角海老宝石)と同級2位・石田順裕(38=Gツダ)が登場。両雄に心境と意気込みを聞いた。
対照的な表情の両者
 計量は京太郎が105.5kg、石田が93.6kgと京太郎が石田を約12kg上回った。

 計量後に両者の会見が行われ、それぞれの思いを口にした。
藤本京太郎(角海老宝石)
 「全力を出して最後は笑顔でリングに立っていたいです」と話す藤本京太郎(角海老宝石)は「今まで石田選手のような経験をしてきた選手とやることが多かったので、今回も挑戦するという意味で全力で挑むだけです」と意気込みを語った。

 12kgという体重差について京太郎は「自分も今まで体重差がある選手とやってきた。戦い方で体重差は問題なかったので、今回も気にせずにやりたいと思う」と話す。

   また、今回はノンタイトル戦ながら京太郎が負けたら王者陥落となる。これについては「興行的にも面白いと思うし、自分自身もやりがいがある」と明かした。
石田順裕(Gツダ)
 「明日は楽しみですね」と終始笑顔が印象的だった石田。体重差については「オールラウンドボクシングができるというのが自分のスタイル。スキルがあれば体重差は問題ないと思っています」と明かした。

 明日の試合について「やれることは全てやってきた。負けたら終わりだが、勝ったらどうするかは今考えているところです」と意気込みを語った。

 最後に石田は「明日はガンガン打ち合って、凄い試合になると思いますよ」と笑顔を見せた。