[海外ニュース]2014.4.28
セハが25度目のKO勝ち
 WBC世界バンタム級4位のフリオ・セハ(21=メキシコ)は26日(日本時間27日)、メキシコシティのリングに上がり、ラネス・スコ(27=比)に10回2分48秒TKO勝ちを収めた。
 試合前、山中慎介(帝拳)への挑戦希望を口にしていたセハは、3回と5回にダウンを奪ったすえ10回でスコをストップした。これでセハは28戦27勝(25KO)1敗。この敗北は昨年5月、IBF王座決定戦でジェイミー・マクドネル(英)に僅差の判定で敗れたもので、その後は3連続KOと勢いを取り戻している。  前座ではセハの2歳上の兄、ライトフライ級のルイス・セハがエドゥアルド・クルス(メキシコ)に2回TKO勝ちを収めている。セハ兄は33戦25勝(20KO)5敗3分。クルスは23戦14勝(10KO)8敗1分。同じくアンダーカードには元女子世界王者の天海ツナミ(アルファ)が出場したが、ジェシカ・チャベス(メキシコ)に10回判定負けを喫した。採点は97対95、97対93、96対94だった。