[ニュース]2014.4.21
浜松でも袴田シートを設置
4/20 アクトシティ浜松
 先月27日に再審開始の決定を受け釈放された元プロボクサー袴田巌さん(78)の姉秀子さん(81)が20日、地元の静岡県浜松中区・アクトシティ浜松イベントホールで開催された「西遠ボクシングアワー」のリングに立ち、「皆様のお陰で帰ってくることができました。本当にありがとうございました」とこれまでの支援に感謝を伝えた。
袴田シート
 現在、袴田さんは都内の病院で糖尿病と認知症、特に拘禁症状が強く表れ治療を受けているがこの日、同リングに立った日本ボクシング協会の袴田支援委員会の新田渉世事務局長は、5月19日に後楽園ホールで行われる「ボクシングの日」のイベントに巌さん本人を迎え、WBCから授与された「名誉チャンピオンベルト」を直接渡したい意向を明らかにした。
 また、中日本ボクシング協会は、後楽園ホールのリングサイドに設置されている「袴田巌シート」を浜松市内の興行会場にも設置することを決め、この日は秀子さんが試合を観戦した。