[試合後談話]2014.4.14
注目のアンダーカード
満員のホール
 14日、後楽園ホールで行われた「ダイヤモングローブ&DANGAN99」。メインとなるダブルタイトル戦はもちろん、アンダーカードも満員となった観客たちを大いに盛り上げた。
江藤伸悟(白井・具志堅)
 第3試合、世界ランカーのライアン・セルモナを破り、金星を上げた江藤伸悟(白井・具志堅)は、「今回はアウトボクシングで判定まで考えていた。一発がある選手だったが、タイミングが掴めたし、自分のボクシングができた。足を使って動き続けられたことが勝因ですかね」と笑顔を見せた。
謙虚さを伺わせた
 ランキング入り濃厚となった伸悟だが、「まだまだですね。スタートラインにも立ててないかも。欲を言えばキリがないが、今日の試合でもいくつも課題があった。さらに自分のボクシングの質を高めていきたですね」と引き締めた。
伊藤雅雪(伴流)
 第4試合、Sフェザー級8回戦で7回に中野和也(花形)」からKO勝ちを奪った伊藤雅雪(伴流)は、「中盤からいこうと考えていました。パンチがある選手なので警戒していたが、思ったより出てこなかったので、どう崩すか迷っていた。最初のダウンは良い感じで当てることができました。その後の自分のダウンは、バランスを崩しただけだったのでダメージはなかったです」と試合を振り返った。
次戦の相手は…
 「サウスポー対策をしてきたが、4ラウンドに練習で感じた嫌なイメージが出てしまいました。やっぱりサウスポーは苦手ですね」と明かした伊藤は、今後について「強い選手とやりたいです」と団会長を見上げた。
 現在、伊藤の次戦候補には、19戦18勝(18KO)中の仲村正男(渥美)が挙がっている。
左:大東会長代理 右:仲村正男(渥美)
 今回、会場で試合を観戦していた仲村正男(渥美)は、「伊藤選手はバランスが良かったですね。スピードもあるし、総合的に良い選手ですね。やるとしたら、自分のスタイルで倒して勝って、内山高志選手にアピールしたいです」と明かした。