福本は1Rに右ストレートからの連打でダウンを喫したが、その後はワンツーと左ボディを軸に韓国王者のアン・ギョンジュン(22)を圧倒。2Rにワンツーの連打で倒し返すと3Rも下から上へと攻撃をつなげ、レフェリーストップを呼び込んだ。福本はこれで4戦3勝(3KO)1敗。韓国王者でありOPBFミドル級14位のアンを破ったことで、再起をはたすと同時にランク入りの期待もかかる。

　試合後の福本のコメント。「再起戦とあって出だしの体が堅くいい内容ではなかったが、初回のダウンで気持ちを切り替えられた。ディフェンスがまだ課題ですが、これからどんどんランクを上げていきます」。