[ニュース]2014.3.5
土屋が豪でタイトル初挑戦
土屋がタイトルに挑戦!
 日本スーパーライト級13位の土屋修平(27=角海老宝石)が、4月3日にオーストラリア・ヴィクトリア州フレミントンでIBFパンパシフィック・スーパーライト級王者でIBF同級9位のレオナルド"レニー"ザッパビグニャ(豪)に挑戦することが分かった。タイトルは空位のWBOインターナショナルとIBFパンパシフィックと2つの同級王座が懸けられる。土屋が4日に自身のブログで発表したもので、タイトルは今回が初挑戦となる。
 ザッパビグニャは32戦30勝(20KO)2敗、26歳の右構え。2敗は11年3月のミゲール・バスケス(メキシコ)、同年8月のアメス・ディアス(パナマ)と2度続けてのIBF世界ライト級王座挑戦で喫したもので、連敗後は5戦全勝3KOをマークしている。アマチュア出身らしく、戦績は不明だが、イギリス連邦に属する国や地域が参加して4年ごとに開催される総合競技大会、06年のコモンウェルスゲームズでは60kg級で銅メダルも獲得している。
復活したKOキングに期待!
 対する土屋は昨年にまさかの2連敗を喫し、デビュー後の連勝記録を14で止めてしまったが、12月の再起戦を2R・TKOで飾り、18戦目で初のタイトル挑戦のチャンスを掴んだ。アウェーの地で大金星を狙う土屋は「噛ませで呼ばれたのかもしれないが、海外でこんな試合をすることが夢だった。目の前のチャンスに逃げたら男じゃない!冒険してきます」と語り、気力・気迫とも十分にたぎらせている。