[海外ニュース]2014.2.11
レイミが1位に対戦オファー
 プロデビューからの20試合をすべて1ラウンドで終わらせているWBO世界ミニマム級7位アリ・レイミ(40=イエメン)が、同級WBC1位のワンヒン・メナヨーティン(28=タイ)に対戦を呼びかけている。
 レイミは11年1月にプロデビューして4連続1ラウンドKO勝ち。2年のブランク後、13年5月に戦線復帰して11月までに16試合をこなし、すべて3分以内で勝利を掴んでいる。20試合連続1ラウンドKO勝ちはタイロン・ブルンソン(米)の「19」を上回る歴代ナンバー1の記録だ。しかし、20試合すべてがプロボクシング不毛の地イエメンでの開催とあって、真の実力は不明とされる。こうした声はレイミ陣営にも届いているようで、ならば力を証明しようとワンヒンに声をかけているわけだ。WBA1位、WBO2位、WBA3位にランクされるワンヒンは32戦全勝(10KO)という戦績を誇る。 レイミ側は2万ドル(約204万円)の報酬を提示してイエメンに招聘を狙っている。