[海外ニュース]2014.2.10
バルセレミ「彼は王座返上さ」
 IBFは1月3日に対戦して「無効試合」という結果に終わったスーパーフェザー級王者アルへニス・メンデス(27=ドミニカ共和国/米)と、ランセス・バルセレミ(27=キューバ/米)に対して再戦指令を出している。これに対してバルセレミは「遠からずメンデスは王座を返上するだろう」と話している。
 両者は1月3日に対戦し、一度はバルセレミが2回KO勝ちで新王者に認定された。しかし、フィニッシュブローのひとつがゴング後だったとしてメンデス側が抗議。これが受け入れられ、結果は「無効試合」に変更され、王座はメンデスに差し戻された。IBFの再戦指令はこうした流れのなかで出されたものだが、バルセレミは「メンデスは体重苦のため近いうちに王座を返上すると聞いている」と話している。さらに「でも、私の関心はメンデスだけなんだ。これは禍根さ」と加えている。メンデス、バルセレミの今後の動きが注目される。