[ニュース]2014.2.6
井岡 本格始動
井岡一翔(24=井岡)
 2013年大晦日の激闘から一ヶ月が経過した6日、WBA世界ライトフライ級王者の井岡一翔(24)が、大阪市内の井岡ジムで本格始動した。
 この日報道陣を集めて練習を公開した井岡はさらなる高みへ歩みを始めた。今年予想される統一戦、3階級制覇に期待が高まる。
本格始動
  試合から2週間ほどで練習を開始していた井岡は、元気に新たな挑戦に向けて準備を進めている。練習前の会見で井岡は「この休みの間ゆっくりする時間もありましたし、楽しい時間もたくさんありました」と充実したオフ振り返った。「(同門の)中谷(OBPFライト級王者)が東京でタイトルを取ったり匠(同門の石田匠)が早い段階で練習を始めているのを見て刺激をもらいましたね」とジムメイトの頑張りが励みになったと話した。
 今年の目標は「全勝」と言い「その中でまた歴史に名前が刻めるようなビックマッチが出来たらいいですね」と意気込みを語り練習に入った。
井岡一法会長
 井岡一法会長は「今年はチャンスをもらえればビックマッチにつなげていきたいと思っている。前回の試合で倒しきれなかったところを反省としてコンビネーション重視で仕上げて行くつもりです」と今年5月中旬に予定されている試合に向けて意気込みを熱く語った。
角田信朗氏(52)
  また、この日報道陣を驚かせたのは格闘家の角田信朗氏(52)が黙々と練習に励む姿だった。「井岡一法会長の方から練習してみないかと言われ、今年から週二回のペースで寄らせてもらっています」と大粒の汗をぬぐい語った。
 角田氏は「一翔選手は本当に頭のいい選手、食事の時にちょっとアドバイスなんかしてみると翌日にはきっちり体現して見せる。本当にすごいことだと思うし、歳なんか関係なく僕の半分以下の年齢だけど尊敬するファイターです」と評した。
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