[会見]2014.2.6
DガルシアVSエレラ
 WBA、WBC世界スーパーライト級王者ダニー・ガルシア(25=米)の通算5度目の防衛戦は3月15日、マウリシオ・エレラ(33=米)を相手にプエルトリコのバヤモンで行われることになった。その正式な発表会見が4日(日本時間5日)に行われた。
 ガルシアは12年3月にWBC王座を獲得し、次戦でアミール・カーン(英)を4回TKOに下してWBA王座も獲得。その後はエリック・モラレス(メキシコ)、ザブ・ジュダー(米)、ルーカス・マティセ(亜)といった王者経験者を連破してベルトを守ってきた。今回のエレラ戦が5度目の防衛戦となる。そのガルシアは「私にはプエルトリコの血が流れている。いま、そのプエルトリコが私を必要としているので、3月15日のリングに上がる」と話した。ガルシア自身は米国フィラデルフィアの生まれだが、両親の出身地がプエルトリコということで、いつも以上に気合が入っているようだ。
 これに対し、初の世界挑戦となるエレラは「大きなチャンスであることは分かっている。ガルシアは頭脳的で強い選手だが、夢をかなえてみせるよ」と、こちらも闘志満々だ。戦績はガルシアが27戦全勝(16KO)、エレラが23戦20勝(7KO)3敗。オッズは7対1でガルシア有利と出ている。