[ニュース]2014.1.30
空位のOPBF・SW戦決定
沼田vs下川原
 チャーリー太田(八王子中屋)が24日付けで返上したOPBF東洋太平洋スーパーウェルター級王座を同級4位の沼田康司(29=トクホン真闘)と同級10位の下川原雄大(31=角海老宝石)が争うこととなった。日程は3月11日(火)後楽園ホール、トクホン真闘ジム主催の「トクホンダッシュエアロ第96弾」で行われる。
 沼田は6年前の08年4月、現日本5階級制覇の湯場忠志(都城レオスポーツ)から右一発で日本ウェルター級王座を奪った怪腕の持ち主。王座陥落後は日本、OPBFと2度挑むも失敗したが、前回12月の再起戦では岡山リョウ(グリーンツダ)を4RKOで仕留め、豪打の復活を印象付けた。戦績は29戦21勝(16KO)7敗1分。
 対する下川原は、プロ12年目ながら今回が初のタイトル戦。12月の試合は相手の棄権により中止となったため、約9ヶ月ぶりの試合となる。これまでは自身の体調不良もあり、なかなかチャンスに恵まれなかったが、昨年6月に沼田と同じタイプの元日本ミドル級王者の佐々木左之介(ワタナベ)をアウトボクシングで捌き、沼田同様に復調を印象付けた。戦績は29戦19勝(6KO)8敗2分。
 奇しくも両者は次が30戦目と節目の対決。沼田が2階級制覇となるのか、それとも身長で沼田を8cm上回る下川原が183cmの長身とスピードを活かし、タイトル一発獲りとなるのか…。なお、セミにはOPBF女子ミニフライ級王座決定戦も組まれ、同級1位の花形冴美(花形)と同級3位の西村聡美(折尾)が拳を交える。