[試合後会見]2014.1.11
小國以載vs藤本悠起
満員の後楽園ホール
 1月11日、後楽園ホールでは「角海老ボクシングDAVE★IMPACT」が開催され、2014年最初のタイトル戦となる東洋大平洋ライト級タイトルマッチが行われた。
 セミファイナルでは、元OPBF王者の小國以載(角海老宝石)と後楽園ホール初登場の藤本悠起(三津山)の対戦が行われた。
久々のTKO勝利
 ガードを固め左右ボディで圧力をかける藤本に対し、小國は強弱をつけたジャブからストレートを上下に突き刺すが、相手のリズムに合わせてしまい攻撃のテンポが遅い。藤本の上のガードが固いこともあったが、それでもこの日の小國はスピードとキレもなく、試合は盛り上がりに欠けたまま後半まで進行。最後こそ右ストレートで藤本の顔を弾きストップを呼び込んだ。
小國以載(角海老宝石)
 キレイな顔で控室に戻った小國は、「逆回り(右回り)で回っていたら当てられないのはわかっていたので作戦通りでした。でもボディをあれだけ打ったのにガードが下がらなかったですね」と試合を振り返った。次戦への課題も残した小國だが、「2度目の後楽園なので緊張は解けました、また次も頑張りますので応援宜しくお願いします」と爽やかな笑顔を見せた。
藤本悠起(三津山)
 控室に戻り号泣する藤本は「序盤に打たせて疲れさせようと思ったが、小國選手はスタミナがあった。パンチはなかったが、ストレートが上手く、警戒し過ぎて手数が減ってしまいました」と試合を振り返った。