[ニュース]2007.8.14
嘉陽、試合中に骨折していた!
 13日、後楽園ホールで行われた嘉陽(白井具志堅)VS大神(関)の日本ライトフライ級タイトルマッチにおいて、初防衛を飾ったチャンピオン嘉陽宗嗣は、3Rに両手親指の付け根を骨折していたことが判った。初防衛を飾った喜びも束の間、病院の検診で「両手第一内骨骨折」の結果が判明。骨折の状態で4R・6Rにダウンを奪い、10Rを戦っていた事になる。
 具志堅会長は、WBA王者レベコ(アルゼンチン)の世界初防衛戦のオファーを受け、試合後に厳しいコメントを出していたが、両手親指の付け根骨折の状況で戦い抜き、初防衛を治めた事実は大きい。嘉陽の次戦は骨折により未定だが、2度目の世界戦実現に向け、具志堅会長を納得させる防衛戦をし、改めて世界戦にゴーサインを出させたい。
 8月下旬より長野県車山で行われる、WBC世界フライ級チャンピオン内藤大助との合同キャンプには走り込み中心で嘉陽も参加する。ここで内藤から世界チャンピオンとしての強さを学び、次戦に向けて更なるレベルアップを計り、嘉陽は2度目の世界戦実現を目指す。