[動画・練習風景]2014.1.8
判定で勝ちます
小國以載
 昨年12月、OPBFライト級王者・加藤善孝選手の取材で角海老宝石ジムを訪れた。
 撮影を始めると回転を上げてサンドバッグを叩き出す選手がいた。彼の名は、小國以載。
 昨年3月、OPBFSバンタム級タイトル戦で和氣慎吾(古口)との激闘の末、プロ初黒星。ベルトを失った。その後、角海老宝石ジムに籍を移した小國は、1月11日に移籍後2度目のリングにあがる。
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 「撮影してるので、いつもより多めに叩いてました」と満面の笑みで話す小國はこの日、スパー6R、ミット5R、サンド5R、パンチングボール2Rをこなした。試合まで3週間となるこの時期、週3回のスパー、スパーがない日はミットを8~10Rをこなすという。
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 主戦場をスーパーバンタム級としていた小國だが、次の試合は56.7kg契約10回戦。階級が上の藤本悠起(三津山)との対戦となる。
 減量についても「落ちすぎてしまうので、食べて落としている。この時期であと1.5kgなので普段よりは全然楽です」としたものの、「プレスをかけて来ると思うので、押し合いになった時に負けないようにと、パンチ力が不安ですね」と課題も残る。
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 気になる対策については「相手がガンガン来ると思うので、上手くカウンターを合わせれれば良いんですが、パンチないんで判定でしょうね」とおどけてみせた。

 最後に小國は「ビビリなので、カウンターは2回だけ出します。どこで出すかはお楽しみに」と意味深なコメントを残しジムを後にした。