[ニュース]2014.1.7
崖っぷちボクサーも正月返上
6日、練習に打ち込む梅津
 元日本フェザー級王者で今年38歳になる現在ノーランカーの梅津宏治(ワタナベ)が、2月28日(金)後楽園ホールでの日本スーパーフェザー級4位、東上剛司(ドリーム)戦を控え、日本ランク復活に向けて正月返上で練習に打ち込んでいた。
まだまだやります!
 「休んだのは元旦だけ。2日と3日はスパーでした。とことん体を追い込んで毎日疲れた状態。疲労が抜けた時が楽しみですね。充実した練習ができていますよ」。6日に訪れた東京・五反田のワタナベジムで、ハードトレーニング中の梅津の姿があった。
小口トレも2日から梅津に付き合う
 これまでは自分で練習メニューを考えていた梅津だが、前戦でノーランカーに敗れ後がなくなり、「ワタナベジムの鬼軍曹」小口忠寛トレーナーが気合を注入するようになった。梅津に今年の抱負を訊ねたが「先のことを考えるとダメになるので言いません(笑)」。代わりに「手が折れようが絶対に勝ちます。このままじゃ終われない」と意気込んだ。
ジムに正月気分はもうない
 ワタナベジムでは、昨年の日本ボクシング界を締めくくったWBA世界スーパーフェザー級王者の内山高志に一歩でも追いつけと、他の選手も松が明けぬうちからハードな練習に取り組んでいた。