[二夜明け会見]2014.1.2
次は統一戦?
内山高志 三浦隆司
 大晦日に大田区総合体育館で開催されスーパーフェザー級ダブル世界戦で勝利を収め、それぞれ王座防衛に成功したWBA王者の内山高志(ワタナベ)とWBC王者の三浦隆司(帝拳)が新春二日、テレビ東京本社ビルで二夜明け会見を行った。
 2014年最初のビッグニュースは注目されるWBAとWBCの世界王座統一戦?
三浦隆司
 2度のダウンで挑戦者を退けたWBC世界王者の三浦隆司は「スッキリとKOで勝つことができて良かった。1ラウンドからプレッシャーをかけ続けて勝つことができた」と試合を振り返り「欲を言えば担架送りで勝ちたかった」と明かした。
内山高志
 挑戦者に日本王者、金子大樹(横浜光)を迎えダウンを奪われたものの、安定した試合展開で8度目の防衛戦を制したWBA王者の内山高志は「自分自身納得できない部分もあるが、会場を盛り上げることができたので良かった」と話した。

 ちなみに、テレビ東京で放送された大晦日のダブル世界戦は視聴率5.1%と大健闘。話題豊富の紅白歌合戦は44.5%だった。
 世界王座統一戦を期待する声も大きくなってきたが、両チャンピオンはそれぞれWBAとWBCから指名試合を義務付けられる可能性がないわけでもないため、新春二日の年明け会見での発表はなかった。それでも、両陣営ともに意識はしているとのこと。目が離せない。