[ニュース]2009.10.24
坂田、デンカオセーン戦内定!
9/21 坂田VSプラト戦
 昨年大晦日、前WBA世界フライ級王者・坂田健史(協栄)は地元・広島でデンカオセーン・カオウィチット(タイ)と5度目の防衛戦を戦うも、2回KO負けにより王座から陥落。坂田はターゲットをWBA世界スーパーフライ級王者・名城信男(六島)に絞り、階級を一階級上のスーパーフライ級に転向していた。
 しかし、ここに来て事態が急変、3度目の対戦となるWBA世界フライ級タイトルマッチ「王者デンカオセーン・カオウィチットVS挑戦者・坂田健史」戦が内定した。
 坂田が所属する協栄ジム・金平桂一郎会長は19日に直接タイへ飛び、デンカオセーンマネージャーの二ワット氏と会談。この会談で坂田のデンカオセーン挑戦の内定契約を取り付けた模様である。
 デンカオセーンは今月6日、亀田大毅(亀田)を挑戦者に大阪で2度目の防衛戦を戦い、判定で王座を防衛するも、この判定を不服とした亀田ジム側がWBAに再戦要求を訴え、WBAの返答を待つ状況であった。だが、坂田VSデンカオセーン戦が正式決定したとすると、大毅の再戦は事実上消滅する事となる。
 坂田VSデンカオセーン戦は現段階ではWBAから正式承認されておらず、日時・会場もまだ決まっていない。また、亀田大毅の再戦要求もあり、正式決定まで予断を許さない状況だ。