[試合後会見]2013.12.11
カツマタがWBCユース王者に
2Rにカツマタの右フックが決まる
 WBCユース世界スーパーフライ級タイトルマッチ10回戦が10日に後楽園ホールで行われ、挑戦者として挑んだフィリピンの輸入ボクサー、東洋太平洋バンタム級5位のジョビー・カツマタ(19=勝又)が王者のアンヘリート・メリン(比)に2RKO勝ちしタイトルを奪取した。
最後はストップによるTKO
 サウスポーのカツマタは初回に電光石火の左ストレートで王者からダウンを奪うと、2Rにも右フックでダウンを追加。その後も機を見てワンツー連打でメリンを棒立ちにさせスタンディングダウン、最後はロープ際で仰け反らせてのレフェリーストップを呼び込んだ。この試合はノースリーノックダウン制で行われた。カツマタはこれで10戦9勝(3KO)1敗。
ユース王座を奪取したカツマタ
 試合後、「ジムや家族、そして災害のあったフィリピンのために強い心で勝つことができて嬉しい」とコメントしたカツマタは、右の拳を痛めていたことが判明。痛み止めの注射を打って臨んだ勝利だった。来年は飛躍の年にしたいと、勝又洋会長とともに喜んだ。
左は勝又洋会長