[公開練習]2013.11.27
12月3日は悪夢の日?
ナイジャラ
 12月3日にWBO世界バンタム級王者、亀田和毅に挑戦するイマヌエル・ナイジャラ(29=ナミビア)が27日、大阪市内のアポロジムで練習を公開した。身長も高くリーチも長いナイジャラはどんな動きをみせたのか。
リズム感もバッチリ
 2時ちょうどにへッドフォンで音楽を聴きながら現れた挑戦者は、着替えを済ませると練習前に会見を開いた。  「トレーニングはたくさん積んできた。100R以上はスパーリングをしてきたし、体調も万全だ」と自信をみせ「カメダは尊敬するボクサーだけど12月3日は悪夢を見ることになるだろう」と不気味な笑みを浮かべた。
ベルト奪取に自信
 会見後に練習を開始したナイジャラは試合6日前としては珍しく、休憩を入れずにロープを5R飛び体を温めるとサンドバック、ミット打ち、シャドーとナミビアからの長旅の疲れもみせず軽快な動きをみせた。会見にも同席したプロモーターのメストール・トビアス氏は、この日の朝もホテルの周りを1時間ロードワークしたことをあかした。体重もリミットを1.2kgオーバーとし、ウエイトコントロールも順調だと話した。
挑戦者陣営
 同行しているジョセフ・アニンディ トレーナーは「ナミビアで100%の調整はできている。必ずベルトを持ち帰るよ、日本のみなさんに応援してもらいたいね」と静かな闘志を燃やしてジムを後にした。