[密着取材前日計量]2013.11.14
いざ、出陣。
計量クリア
 WBC世界スーパーフライ級タイトル戦の前日計量が14日、タイ・バンコク市内のナコンルアン・プロモーションの事務所行われ、世界王者、シーサケット・ソールンビサイ(タイ)と挑戦者、向井寛史(六島)が12日に行われた公開練習以来、二度目の顔合わせをした。
向井は日本製のエナジーゼリー
 両者ともに52.1kgのリミットで一発クリアした世界戦前日計量。計量会場には現在の報道陣も多く、記念撮影にも時間を要した。
エナジードリンクはオレンジ味
 「コンディションはいい。向井はいい選手なので慎重に試合をする。流れに任せて、KOのチャンスがあれば狙う」と、話したチャンピオンは、オレンジ味のエナジードリンクをストローを使って飲んだ。
チャンピオンにちょっと待たされた計量
 「公開練習の時よりも小さく感じた」と、チャンピオンの印象を話した向井は「いつものように力みがないパンチを心がけます。KOは狙えるところで」と、抱負を語った。
グローブ選びは本人がしないのがタイ流
 計量後のルールミーティングでは、試合で使用するグローブをチェックした両陣営だが、チャンピオンのグローブ選びをジムの会長がするのには、向井陣営もビックリ。自分でグローブを選んだ向井は「握りが硬いタイプのメーカーのグローブなので、柔らかいのを選びました。デザインはかっこいいから好きです」と、笑顔で話した。
試合オフィシャル
 女性役員が二人入る今回の世界戦オフィシャル。アウェイの地での戦いにどう影響するか。
勝てそうですかー?に「勝ちます」と、キッパリと言い切った向井に期待する。