[ニュース]2013.10.24
日本ランクを15位まで拡大
 日本ボクシングコミッション(JBC)は23日、都内でランキング委員会を開き、日本ランキングを現在の最大12位から原則15位まで拡大することを決めた。
 これは日本タイトルマッチの充実と権威向上の目的とともに、メジャー4団体に加盟した現在、今後世界ランカーの増加が予想され、現行ランキングでは実情にそぐわないとの判断によるもの。
 これまでは世界ランク入り毎に抜けていた、世界王者および東洋太平洋王者以外の選手を日本ランキングにも組み込むことになる。新たな日本ランキング(未発表)では、日本ミニマム級王座を返上した原隆二(大橋)が4位に、日本ライトフライ級王座を返上した井上尚弥(大橋)が3位、元2階級制覇王者の長谷川穂積(真正)がスーパーバンタム級1位、元世界王者の下田昭文(帝拳)はフェザー級2位、元2階級制覇王者の粟生隆寛(帝拳)はライト級3位に入った。ミドル級の村田諒太(三迫)の1位は変わらず。

■改定後の運用事項
1.日本タイトルへの挑戦権は原則として15位までとする
2.OPBF王者は別枠表記とする
3.ランキングの移動に際しては試合内容のみならず試合頻度も考慮する
4.タイトルマッチ契約は事前に選手権委員会の承認を得なければならない
5.各選手の世界ランキングは日本ランキング表内に別記する
6.日本タイトルへの指名挑戦権はランキング1位より順次確認してゆく