[ニュース]2009.9.7
史郎氏セコンド復帰!?
拡大写真
 5日、ディファ有明で開催された「亀田興毅(亀田)VSウンベルト・プール(メキシコ)」戦後、興毅は父・亀田史郎氏のライセンス無期限停止処分の解除を訴えた。
 亀田ジムは来月6日、次男・大毅がWBA世界フライ級王者デンカオセーン・カオウィチット(タイ)への挑戦を控え、11月には興毅のWBC世界フライ級王者・内藤大助(宮田)挑戦が決定間近となっている。
 JBCルールでは処分から2年を経過すると解除申請が可能であると明記されている。亀田ジムとしては史郎氏のライセンス無期限停止処分をJBCに解いてもらい、亀田家本来の姿に戻し、万全のバックアップ体制で興毅・大毅の世界挑戦に挑みたいところだろう。
 しかし、2007年10月の大毅VS内藤戦での反則行為と史郎氏の反則指示は、世界戦での行為だけにボクシング界に与えたイメージダウンは非常に大く、その後社会問題にまで発展した。JBC安河内事務局長は「申請があればルールに基づいて行きます。ただ、申請後直ぐに復帰ということはありません。審査を行いますので…」とコメント。
 現段階では亀田ジムからの解除申請は提出されておらず、解除申請は10月15日以降が2年経過となり、ここで申請が可能となる。世界戦という特別な舞台で起こった処分だけに、今後の動向に注目したい。