[ランキング]2013.10.23
井上がWBAにもランクイン
井上尚弥
 23日、WBAの最新ランキングが発表され、井上尚弥(20=大橋)がWBC10位、WBO15位に続きWBAでもライトフライ級5位にランクされた。これにより、前回3位に入っていた元日本同級王者の田口良一(ワタナベ)が圏外へと落ちた。
※井上は12/6、ヘルソン・マンシオ(比)との東洋太平洋Lフライ級王座決定戦を控えている。
粉川は12/10村中を迎えV4戦
 ほか、国内選手の目立った動きとしては、フライ級日本王者の粉川拓也(宮田)が15位に滑り込み、6位の村中優(フラッシュ赤羽)は8位に下げた。この両者は12月10日に世界ランクとは立場が逆になるが、日本王座を懸けて争う。
石田は10位に
 スーパーフライ級は、日本王者の帝里木下(千里馬神戸)が4位から3位、名城信男(六島)が7位から8位となった。また先月、11位のペッチバンボーン・ゴーキャットジム(タイ)に快勝した石田匠(井岡)が、10位にランクされた。
金子が圏外に
 スーパーバンタム級は東洋太平洋王者の和氣慎吾(古口)がワンランクアップし6位。スーパーフェザー級は、確かに変動は大きかったが、落ちる要素のない日本王者の金子大樹(横浜光)が12位から消えた。
11/10、同じリングに立つ粟生とリナレス
 ライト級は2位の粟生隆寛(帝拳)が5位に下げた代わりに、3位の粟生の同門、ホルヘ・リナレスが2位に上がった。リナレスと粟生は来月10日、両国国技館にリングに立ち、リナレスはWBA王者のリチャード・アブリル(キューバ)に挑戦する。
日本王座V2の高山がランクイン
 最後に、WBAでは国内選手の最重量級ランクとなるウェルター級。東洋太平洋王者のチャーリー太田(八王子中屋)が1つ上げ13位に、その下の14位には日本王者の高山樹延(角海老宝石)が初の世界ランク入りをはたした。