[ニュース]2009.8.26
アベンダーニョ公開スパー!!
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 今月30日(日)、大阪府立体育館第1競技場で開催されるWBA世界スーパーウエルター級暫定王座決定戦「同級4位・石田順裕(金沢)VS同級5位マルコ・アンダベーニョ(ベネズエラ)」の一戦。
 両者は昨年8月、次期挑戦者決定戦で対戦。石田が判定2-1でアベンダーニョを降したが、暫定王座決定戦となる今回、アベンダーニョは石田へのリベンジと王座奪取を虎視眈々と狙う。
 アベンダーニョは大阪に入る直前まで東京で最終調整を予定し、26日は都内のフラッシュ赤羽ジムで公開練習を行った。スパーリングでは2階級上となる東洋太平洋スーパーミドル級王者・清田祐三(フラッシュ赤羽)と2Rながら軽快な動きで万全の仕上がりをアピールした。
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 公開練習終了後、マネージャーのメミン氏とアベンダーニョが石田戦に向けてコメントを発表した。
 マネージャーのメミンは「アベンダーニョは今、100%のコンディション。カラカスで2ヵ月半に渡りキャンプを張り、90R以上のスパーリングをこなしてきた。昨年の石田との対戦は事前に彼の情報が無かった。今回は充分石田の情報を持ち、対策は万全」と強気のコメント。
 アベンダーニョも「石田は前回同様アウトボクシングをしてくるだろう。しかし私にとって怖い相手ではない。勝つのは私。去年の判定も私の勝ちだと思っている。今回の試合は世界戦であり、WBAから指定されたジャッジも来るので、今回は昨年の様にジャッジに不安は無い。万が一に判定になったとしても何の不安も問題も無い。勝つのは私だ」と王座奪取に自信を見せた。
 スパーリングでもスーパーミドル級の清田を相手に“カモン!!”と言っては打ち合い、気の強さを見せていたアベンダーニョ。パートナーを務めた清田も「安定していますね。細かい所がシッカリしているし、ここぞで強打を打って来る」と世界5位の実力を認めていた。アベンダーニョは明日27日に大阪に入り、石田との決戦に備える。
 中重量級で日本人が世界をその腰に巻くのはまさに前人未到の領域。果たして、石田は昨年以上の試合内容でアベンダーニョを打ち砕き、念願の世界王座奪取となるのか…。運命のゴングは8月30日、大阪の地で鳴らされる!!

■WBA世界Sウェルター級暫定王座決定12回戦
同級4位・石田順裕(金沢)VS同級5位マルコ・アベンダーニョ(ベネズエラ)
■日時:8月30日(日)
■会場:大阪府立体育館第1競技場
■お問合せ:金沢ジム TEL.06-6752-8621