[ニュース]2013.10.3
3連敗中の元ランカーが転職?
RSCが関東進出
 今年に入り3戦して勝ち星がなく、日本ランキングからも姿を消した元祖"崖っぷちボクサー"こと山元浩嗣(30=ワタナベ)が、この度転職を計ると、正直どうでもいい話を伝えてきた。以前の仕事を8月で解雇され、職を探していた山元は、ボクサーたちに愛用される関西発祥のウェアブランド、「RSC」の後楽園ホールでの販売を任され、10月14日(月)のダイヤモンドグローブ・DANGAN興行から同興行のホール入り口正面に売り子として立つそうだ。
ランカー挑戦のチャンスを生かせるか
 3連敗中と後がない山元だが、もちろん今後もボクシングは続け、次戦12月9日(金)の東洋太平洋フェザー級15位、石川昇吾(新日本木村)との対戦を控え、3日も黙々と練習に励んでいた。
鏡越しに冷静なチャンプの姿が…
一昨日には同ジム先輩の世界王者、KOダイナマイトのスパーリングパートナーを務め、 見事に左ボディ一発でノックアウトされたらしい。
3日、いいスパーができていると内山
 なお、前回5月の防衛戦からしばらく間隔が空いてしまった内山チャンプだが、次戦の相手も絞り込まれつつあり、近々発表される見通しだ。この日も夕方からジムに現れ、8度目の防衛戦に向けみっちりと練習をこなしていた。
人見知りですが楽しくお喋りしましょう
 山元に販売ノルマは無いそうだが、「Tシャツなら25枚以上は売りたいですね~」と鼻息だけは荒い。「声を掛けてくれるだけでも嬉しい」と殊勝な言葉を口にしたが、あまりに売上が低いと解雇される可能性もあるため、一人でも多くの方に立ち寄ってもらいたいと本音ものぞかせた。
 売り場では選手専用のオリジナルTシャツやグローブ、トランクスのデザイン込みの注文も受けるが、冷やかし半分の選手だけはお断りだそうだ。