[世界戦発表会見]2013.9.24
自分のボクシングで勝つ
向井寛史
 六島ジムに所属する向井寛史が24日、WBC世界スーパーフライ級王者、シーサケット・ソールンビサイに挑むことを発表した。決戦の地はチャンピオンの地元、タイ王国のウボンラチャタニ県で、試合は11月15日に行われる。
シーサケット
 王者シーサケットは、今年5月3日にタイ国のシーサケット県で行われた世界戦で、前王者の佐藤洋太に挑み、8ラウンド1分23秒TKO勝利で、WBC世界スーパーフライ級の王座についた。
枝川会長と揃って会見
 11月に自身3度目となる海外遠征を控える向井は「2年前に世界挑戦した時の経験(※ △ポンサレック・ウォンジョンカム(タイ)にタイで挑み、結果は1ラウンド負傷ドロー)を活かしたい」と話すと「技術は僕の方が上だと思う。アウェイなので技術をアピールしたいです。一度しかKOした経験はないけど、一発いいのを決めてまとめる自分のボクシングを貫きます」と抱負を語った。
向井寛史
 「金儲けのボクシングより勝負のボクシングをする。金儲けはその後やな」と笑顔を見せた六島ジムの枝川孝会長は「チャンスはようさん作ってんねんから、決めてくれんとなあ」と冗談交じりで向井に目を向けると和やかなムードで会見を終えた。