[前日計量]2013.9.10
いざ、激突。
調整はむずかしかった
井岡ジムの両世界チャンピオンが揃って迎える二度目の防衛戦。WBAダブル世界戦の前日計量が10日、大阪市内のホテルで行われた。
試合であいましょう
前日計量と検診結果
■WBA世界ライトフライ級
王者:井岡一翔
体重:48.9kg
体温:36.6度
脈拍:81/分
心拍:128/78 hg/mm

挑戦者:クワンタイ・シスモーゼン
体重:48.8kg
体温:37.2度
心拍:64/分
脈拍:114/64 hg/mm

ナチュラルウェイトで計量を終えたというクワンタイは「辛くないタイ料理」を食べてリングに上がるとのこと。
頂上決戦
前日計量と検診結果
■WBA世界ミニマム級
王者:宮崎亮
体重:47.6kg
体温:36.5度
脈拍:65/分
心拍:111/83 hg/mm

挑戦者:へスス・シルベストレ
体重:47.6kg
体温:37.3度
心拍:93/分
脈拍:126/70 hg/mm

8kg体重を戻して明日のリングに上がるというシルベストレは「マクドナルドのハンバーガーが食べたい」と笑顔で会場を後にした。
南堀江2丁目食堂
明日のダブル世界戦を前に前日計量をクリアした井岡と宮崎は、計量後、恒例となった大阪市内の「南堀江2丁目食堂」へ直行。
井岡は(ご飯、味噌汁、納豆、魚の煮付け、ほうれん草、大根おろし、ひじき)宮崎は(ご飯、味噌汁、納豆、大根サラダ、きんぴらごぼう)を約30分かけてたいらげた。
井岡は「宮崎は僕と違って図太い性格やし、やる時やる男やから大丈夫と思ってました。僕より減量がキツイのはわかっていますし、励みになりましたね」というと宮崎は「一翔は一段一段着実にいくというよりドンドン減量が進んでいる感じでしたね。僕は夏場やったしホンマにキツかったです。」と苦労を口にした。
井岡ジムが誇る二人の世界王者は「後はリングに上がって戦うだけ」と口を揃える。
幸せなひととき
食堂に同行した井岡一法会長兼トレーナーは計量後の食事について「柔らかいものから食べていって、体をアルカリ性に戻していく作業やね。二人とも別にアドバイスしてへんけどいいものを選んで食べとるよ」と愛弟子二人への信頼を語り「後は明日ええ勝負見せるだけやね」と気合を入れ直した。
世界戦オフィシャル
WBA世界ライトフライ級タイトル戦
■試合オフィシャル
レフェリー:エリキ・メロネン(フィンランド)
ジャッジ:レイナ・ウルバエズ・アビラ(ベネズエラ)
ジャッジ:イグナシオ・ロブレス(パナマ)
ジャッジ:ラーセル・オウムガー(オランダ)
立会人:アラン・キム(韓国)

WBA世界ミニマム級タイトル戦
■試合オフィシャル
レフェリー:ラーセル・ オウムガー(オランダ)
ジャッジ:レイナ・ウルバエズ・アビラ(ベネズエラ)
ジャッジ:イグナシオ・ロブレス(パナマ)
ジャッジ:エリキ・メロネン(フィンランド)
立会人:アラン・キム(韓国)