[軽めの公開練習]2013.8.26
ボクシングを観る理由
今、大毅が思うこと
 「ボクシングを普段見ない人にも楽しんでもらえるような試合がしたい」と話した亀田大毅(亀田)が26日、9月3日のIBF世界スーパーフライ級王座決定戦を前に練習を公開した。
大勢の報道陣
 「気合いを入れてベルトを取るだけ」と静かに闘志を燃やす大毅は「みんなが面白いと思う試合がしたい。ジャブの精度とか技術うんぬんは、一般の人にはどうでもええ話。自分はボクシングに興味のない人の気持ちもボクシングが好きな人の気持ちもわかるから、魅せるボクシングをしたい」と心の内を明かした。
魅せる試合を
 「今なら、お兄ちゃんよりも和毅よりも強いボクシングができる。今年の夏、3兄弟の中で一番の試合をするよ」と気を吐いた。
自分に勝つ
 「練習したことを試合で出して、それでも負けたらしょうがない。3兄弟揃って同時に世界王座につくことへのプレッシャーは特にない」と話す一方で「相手はガツガツ来ると思うよ。試合の展開はやってみないとわからないが、自分のボクシングがちゃんとできたら、負けることはない」と淡々と話した。
トレーナーのソウルと軽いミット
 スーパーフライ級リミット体重まであと5キロという大毅は、リングに入ると軽めのミット打ちを披露し、プレッシャーをかけられた後の切り返しと上下左右に4つ5つとテンポよくパンチを打ち込むコンビネーションを確認すると早々にこの日の練習を終え、マッサージを受けた。
大毅はマイペース
 ボクシングバブルとまでいわれた2013年夏の世界戦ラッシュを横目に大毅は今、ボクシングの醍醐味を探っているのかもしれない。世界戦、香川の陣に乞うご期待。