8月1日、亀田和毅(亀田)はフィリピンのセブ市でWBO世界バンタム級王者パウルス・アンブンダ(ナミビア)に12回判定勝ち、22歳の若さで世界の頂点に立った。5歳上の興毅、2歳上の大毅に続く戴冠で、3兄弟による世界制覇は130年になろうかという近代ボクシングの歴史上初めてのことである。ギネスにも認定された3兄弟の末弟は、「強いヤツと戦い、いずれはラスベガスで試合をしたい」と夢を語る。