[ニュース]2013.7.22
ライバルたちが荒川にエール
 27日(日本時間28日)、「ベイビーフェイス・スナイパー」荒川仁人(31=八王子中屋)は米国テキサス州サン・アントニオAT&Tセンターに乗り込み、オマール・フィゲロア(23=米)とのWBC世界ライト級暫定王座決定戦に臨む。
 敵地のリングであり、ゴールデンボーイ・プロモーションズがスター候補と押す無敗の新鋭と拳を交える荒川に、日本のライバルであり、仲間たちがエールを送った。
加藤 善孝
日本&東洋太平洋ライト級王者
加藤 善孝(角海老宝石)
「海外の戦いを1度経験しているので、荒川選手に不安はないと思う。しかしフィゲロア陣営の興行なので、明確にポイントを奪うことが大事になる。荒川選手、緑のベルトを日本に持って帰ってきて下さい。そして3度目の戦いを実現させ、僕と決着をつけましょう!!」
金子 大樹
日本Sフェザー級王者
金子 大樹(横浜光)
「フィゲロアは若くて勢いがある。荒川さんは巧いが、距離を取ったらアウェイなのでポイントで不利になってしまう。フィゲロアは左右をふってくるが、お互いに当たる距離なのでカウンターも取れる。ガードをしっかりし、打ち終わりを狙えれば勝機も 。荒川さんとは、僕がノーランカーのときに2回スパーをし、ボコボコにされました(笑)。必ず勝って日本に帰ってきてほしい 。KOを期待しているし、フィゲロアをぶっ倒して下さい」
小原 佳太
日本Sライト級王者
小原 佳太(三迫
) 「荒川さんは後楽園ホールでも気軽に声をかけてくれるし、とても親しみやすい人。僕と同じ中量級の日本人ボクサーが世界を獲ってくれれば励みにもなる。世界は奪うことが大切だし、僕にとっても1階級しか違わないライト級の荒川さんがベルトを巻けば力になるし、希望なので頑張ってほしい。世界挑戦は数少ないチャンスだし、今回のフィゲロア戦にすべてを懸けて下さい。期待しています」