[女子世界戦結果]2013.6.30
リバスVS三好
IBF王座獲得を誓う三好
 IBF女子世界バンタム級タイトルマッチ、王者ヤズミン・リバス(25=メキシコ)対三好喜美佳(29=川崎新田)の10回戦は29日(日本時間30日)、メキシコのミチョアカン州アパティンガンで行われた。日本を発つ直前に試合地がメキシコシティからグアダラハラに代わり、さらに現地入りしてから開催地が再変更されるという異常事態だったが、そんななか三好は序盤から果敢に前に出た。
二転三転した試合会場
 最終ラウンドまで積極的に前に出た三好の奮闘に、アドルフォ・ロペス・スポーツ・センターに詰めかけた大勢の観客は大きな拍手を送った。しかし、採点は三者とも100対90でヤズミンを支持していた。5度目の防衛を果たしたリバスは39戦28勝(9KO)7敗。連勝が5でストップした三好は15戦8勝(3KO)6敗1分。
三好は残念ながら判定負け
 同じ会場で行われたNABF北米スーパーフライ級タイトルマッチに出場した白石豊土(27=協栄)は、WBC7位のホセ・サルガド(24=メキシコ)に5R1分59秒KO負けを喫した。北米王座3度目の防衛に成功したサルガドは35戦32勝(27KO)2敗1分。日本3位の白石は32戦23勝(11KO)8敗1分。タフな白石がKO(TKO)負けを喫したのは11年12月の赤穂亮(横浜光)戦に次いで2度目のこと。
白石はボディが効いて5RKO負け