[海外ニュース]2013.6.29
マルチネスの王座据え置き
マルチネスの王座据え置き
 WBCはこのほど、拳の負傷で戦線から離脱が確定している同団体ミドル級王者セルヒオ・マルチネス(38=亜)の王座を、今後も据え置く方針であることを明らかにした。
 WBCのホセ・スライマン会長は今週、マルチネス本人と会って負傷の状況を確認。そのうえでマルチネスに王座保持の意思があることから王座を剥奪しない考えを打ち出した。しかし、王座を巡る動きが滞るため、WBCが選抜する4選手で暫定王座決定トーナメントを行う計画があるとしている。マルチネスは4月のマーティン・マレー(英)との試合で拳を痛め、練習再開は9月か10月といわれている。38歳という年齢からマルチネス本人は「あと2、3試合で引退する」と話している。