[意気込み]2013.5.29
伊藤「ベルトが欲しい!」
伊藤 秀平
 昨年10月、最強後楽園ミニマム級決勝戦で岩橋裕馬(森岡)に6回負傷判定で敗れ、伊藤秀平(真正)は一時、ボクシングから距離を取った。
 しかしボクシングへの想いを断ち切れず、再びグローブを手にした伊藤にビッグチャンスが舞い込んだ。復帰戦のリング、伊藤は最高の恩返しをすることができるのか…。

■日本ミニマム級タイトルマッチ10回戦
王者・原 隆二(大橋)VS挑戦者・伊藤 秀平(真正)
■日時:6月2日(日) 第1試合開始:13時00分
■会場:ふじさんめっせ
■お問合せ:真正ジムTEL.078-355-5157
伊藤は王座初挑戦
日本ミニマム級5位
伊藤 秀平(真正)
■タイトル初挑戦に向けて意気込みをお願いします。
伊藤 去年、一度は引退を決めてボクシングから離れましたが…。またチャンスをもらい僕がジムに戻ったとき、ジムメイトや地元の友達は快く迎え入れてくれた。恩返しの気持ちでベルトを獲りにいきます。ここ数週間は心から「本当にベルトが欲しい!」と思えるようになってきました。

■2010年度全日本新人王決勝で原選手に負けています。今回の一戦はリベンジという思いですか。
伊藤 これはリベンジという感覚はありませんよ。ただ、原隆二という強いチャンピオンに挑む気持ちの方が強いですね。
チーム真正で王座奪取を狙う
■王者・原選手にメッセージをお願いします。
伊藤 原選手、6月2日は静岡にベルトを獲りに行きます。

■同門・大場浩平選手の日本バンタム級王座奪取は刺激になりましたか。
伊藤 あの試合は、僕にとって本当に刺激になりましたね(笑)。心の底から勝ちたいし、日本のベルトを巻きたい。もう勝つしかないと思っています。

「ボクモバの目」
 伊藤にとって6月2日の試合は、再起のチャンスをくれたジムに、そして熱い声援を送ってくれる仲間たちに感謝の気持ちを伝えるリングとなった。
 再び拳を握る伊藤秀平は、ベルトという形ある結果を残すことができるのか。