[海外ニュース]2013.5.27
44歳の元王者も奮闘
 高齢化の波はボクシング界にも押し寄せている。現役世界王者では48歳のバーナード・ホプキンス(米)、41歳のビタリ・クリチコ(ウクライナ)がいるが、44歳の元世界ヘビー級王者オレグ・マスカエフ(カザフスタン/露/米)も奮闘している。
 マスカエフは06年から08年にかけてWBCの世界ヘビー級王座を保持していた実績を持つ。サムエル・ピーター(ナイジェリア/米)に敗れて王座を失い、09年に引退。しかし、昨年12月に戦線復帰を果たした。26日にはロシアのサランスクでジェイソン・ギャビン(米)に10回判定勝ちを収め、再起2連勝を飾った。9Rにはダウンを喫するなど苦しい戦いだったが3対0の判定をものにした。これでマスカエフは45戦38勝(28KO)7敗。7連敗となったギャビンは40戦21勝(10KO)15敗4分。