シュトルムは昨年9月、IBF王者ダニエル・ゲール(豪)との統一戦で惜敗してWBA王座を失い、今年2月にはIBFの挑戦者決定戦でサム・ソリマン(豪)に判定負け。しかし、のちにソリマンがドーピングに抵触したため、この試合の結果は無効試合に変更された。ミドル級はWBC王者セルヒオ・マルチネス(亜)が負傷のため年内休養が決まっているが、WBA王者ゲンナディ・ゴロフキン(カザフスタン/独)、WBO王者ピーター・クイリン(米)らが急台頭。そんななかに34歳のシュトルムは再び割って入ることができるのか。