[カウントダウン]2013.5.22
小関VSホ・ウニョンに注目
 28日、WBC女子世界アトム級王者・小関桃(青木)は海を渡り、香港コンベンション&エキシビジョンセンターで、元世界王者ホ・ウニョンを挑戦者に迎え、11度目のタイトル防衛戦に臨む。

■WBC女子世界アトム級タイトルマッチ10回戦
王者・小関 桃(青木)VS挑戦者ホ・ウニョン(韓国)
■会場:香港コンベンション&エキシビジョンセンター
■日時:5月28日(火)
■お問合せ:青木ジムTEL.03-3232-8603
王座獲得から今年で5年
 世界王座に就いて約4年9ヶ月、小関は安定感抜群のボクシングでWBC女子世界アトム級タイトル防衛V10を達成、「女・具志堅」として日本人世界王者の防衛記録13回の更新に期待が懸かる。
 左構えの王者・小関はJBCが女子を公認する以前、タイでプロデビュー、世界挑戦もタイで2度経験し、海外で戦うことの難しさも熟知している。香港で開催される防衛戦だが、小関の頭の中では既に勝利の方程式が組み上がっていることであろう。

 対する挑戦者ホ・ウニョンは08年3月、韓国で上村里子(アルファ)とWBC女子世界ミニフライ級暫定王座決定戦でタイトルを獲得するが、統一戦を行うことなくベルトを剥奪されている。
 キャリアとしては10年4月が最後のリングとなり、ホ・ウニョンにとっては3年振りの復帰戦がビッグマッチとなった。
世界戦初の海外
 28日、香港のリングで王者・小関がタイトル防衛V11を達成し、海外進出の試金石とするのか。それとも挑戦者ホ・ウニョンが韓国にベルトを奪い去るのか…。