[一夜明け会見]2013.5.9
22.2%!ずっと2人で
2 Shot!
 大阪市内にあるボディメーカーコロシアムで開催されたWBAダブル世界戦から一夜明けた9日、ライトフライ級王者の井岡一翔とミニマム級王者の宮崎亮が、所属先の井岡ジムで会見を開いた。
 昨夜の試合はTBS系列でゴールデンタイムに全国放送された。気になる視聴率は関西地区の瞬間最高視聴率が22.2%、平均18.7%。関東地区の瞬間最高が17.8%、平均13.5%だった。今年に入ってからのスポーツ中継の最高視聴率を更新した。
ダブルチャンピオン
 初防衛戦を左フック一発で決めたWBA世界ミニマム級王者の宮崎亮は「次につながる試合ができてよかった。また、練習頑張ります」と笑顔を見せた。今後に関して、昨夜の試合をビデオで確認した井岡一法トレーナー兼プロモーターは「宮崎は100点やったな。もう一試合ぐらい考えられる」とミニマム級にとどまることに太鼓判を押した。これを聞いた宮崎は「プロモーターが、ゴーであれば僕もゴーです」とミニマム級でもう一試合戦うことを明言した。
宮崎亮
 ボクシングゴールデンウィークの真打を務めたWBA世界ライトフライ級王者の井岡一翔は「初防衛できてよかったと思います。次はどうなるかわかりませんが、次につながる試合したいです」と話すと「階級を上げることはまだ考えていないが、お父さんと話し合って決めていきます」と今後に関してはゆっくり考えるとのこと。
井岡一翔
 会見に同席した井岡一法プロモーターは「昨日言ったように70%ぐらいの出来やが、ビデオで見たらいいところもあった。まだまだ上のレベルを目指して、やらなあかんことはたくさんあるけど、一翔もそれは分かっていると思う」と息子の更なる成長を期待した。
井岡ジム陣営
 「二人ともよく頑張ってくれた。ありがとうといいたい。22%という視聴率は良いこと。良い試合をしてくれた証明になる。また、大阪からボクシング界を盛り上げていきたい」と西日本ボクシング協会会長に就任したばかりの井岡弘樹会長は笑顔で語った。