[ニュース]2013.5.9
椎野、王座決定戦に
前戦 椎野vs菊井
 6月10日(月)、後楽園ホールで開催される「ダイヤモンドグローブ」では、東洋太平洋バンタム級王者ロリー松下(カシミ)が4度目の防衛戦として、東洋太平洋同級12位・椎野大輝(三迫)を挑戦者に迎え撃つ予定であった…。
8日、練習前の椎野
 しかし王者ロリーが急遽タイトルを返上、王座は空位となり、挑戦予定であった椎野と、東洋太平洋同級3位デニス・トゥビロン(比)との間で王座決定戦となった。
 昨年9月8日、椎野はWBCインターナショナル・バンタム級タイトルの初防衛戦として、敵地・フィリピンでトゥビロンと拳を交えているが、8回2分31秒TKOで敗れベルトを奪われている。
チャンスと捉える!
 因縁の相手トゥビロンと再び激突すことになった椎野は「そんなに動揺はありません。この試合に勝てば、東洋タイトルと世界ランキングを手にすることができる。それとトゥビロンにリベンジのチャンスが来たってことで、僕としては一石三鳥だし、プラスに捉えています」と既に気持ちを切り替えていた。
 波乱の展開となった東洋太平洋バンタム級タイトル戦線、椎野はトゥビロンにリベンジを成し遂げ、アジア最強の座に君臨することができるのか。