[試合後会見]2013.5.7
内山の後輩、井出デビュー
井出のデビュー戦
 花咲徳栄高時代にインターハイを制し、今年3月に平成国際大学を卒業した井出羊一(ワタナベ)が6日、大田区総合体育館で開催されたダブル世界戦の前座でB級デビューを果たした。
 サウスポーの井出は、開始からタイ人を圧倒。左ストレート、右フックが冴え、最後は左ボディフックで沈めた。
注目度も高い
 試合後の会見では「下を叩けばガードが落ちるので、それを当ててから上を当てるつもりだった。今日はたまたま1ラウンドで終わったけど、フルラウンドやったら甘いところが出る。全部が足りない状況なので、少しでもレベルアップできるように練習して頑張る」と笑顔を見せながらも反省を口にした。
内山さんを追い続ける
 高校の先輩、内山高志(ワタナベ)に憧れプロ転向したことについて「卒業後に就職をするか、プロボクシングをやるか悩んで覚悟を決めた。覚悟を決めたからチャンピオンをめざします。内山先輩の練習の姿勢から毎日勉強させて頂けるのが、励みになる」と話し、世界王者・内山の背中を追い、同じ場所を目指すと誓った。なお、名前の由来は「ひつじ年生まれだから」とのこと。